そうだ、島へ行こう!!対馬紀行日記② ~ 旅立ち Part I

8月20日(木) ~ 一日中移動の日

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いざ対馬へ!海無し県からの脱出。

出発。夏休みも終盤となり、放浪癖がうずき始める。6月には実家付近の温泉へ行ったり会議で長崎県を訪れ、充分旅を満喫した訳なのに何故か物足りないと感じる毎日。多分この長い夏休みがそういう気持ちにさせているとは思うけど・・・。

そんな時、対馬へ魚のトレーサビリティーについての調査という話が舞い込んできました。対馬に関わったリサーチを頂いている都合、この際どっぷり対馬につかりたい!と思っていた矢先のことです。一度物事を始めると深くそれにのめり込んでしまうのが研究者の性癖。斯く言う私もやっぱりまだ研究者の端くれだったのです

朝6時半に自宅近くのJR駅に着き、電車を待つ。東京首都圏にいるので、まずは羽田空港まで。久々のラッシュアワーでだいぶメゲ気味です。キャリーケースとバックパックが防波堤になってくれたので少しは(他の乗客には申し訳ありませんが)空間にゆとりがありました。それでも車内は少し蒸していて、人の熱気で扇風機じゃ間に合わない。通勤地獄を体験した朝でした。

移動。羽田発福岡行きの便。ちょっと遅れた出発でしたが、無事小雨の降る福岡に到着。雨のせいか、湿度が高く、加えて日が昇って気温も高くなっていました。

福岡空港には第1、第2、そして第3ターミナルがあります。チケットには第1ターミナルで対馬行きの飛行機に搭乗する、とあります。第2と第3ターミナルは通路が繋がっていてビル内での移動がスムーズ。さて、肝心な第1ターミナルは何処?地図の上では第2ターミナルの隣のはず・・・だけど何故かたどり着かない。

あせって探しても埒が明かないので、インフォメーション・デスクで聞き込み。そうしたらビル内での移動は出来ず、ビルの外に出て5分くらい歩いたところに第1ターミナルの入り口があるとのこと。エアコンのきいた第2ターミナルから出た瞬間、蒸し暑さで息が苦しい(大袈裟か)。初めて香港に行ったとき、その蒸し暑さで空気が重かった。その時と同じ様な感覚。

第1ターミナルは第2、3とは雰囲気が違ってなんとなくローカル。規模が小さめなせいか行きかう人々があまりいなく、そのため忙しさがない。ビジネススーツの人が少なく、代わりに親子連れが目立つ。それって・・・。 

つづく。

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