アカアマダイの水産資源管理


いつまでもアカアマダイの恵みを楽しむための「水産資源管理」

 対馬沖に生息するアカアマダイは水産資源管理の計画にそった漁業をしています。
海底の泥底に穴を掘ってすんでいるので、すみかの海底を壊さない漁法をとっています。
また、休漁日を設けたり、釣針の大きさを大きくしたりして、獲り過ぎないように注意しています。

対馬のアカアマダイの水産資源管理への取り組み

 対馬北東海域は、アマダイの好漁場として漁獲量が多いが、近年の乱獲・資源減少を危惧した上対馬の若手漁業者グループが自主的に始めた活動から資源保護への取り組みが始まり、平成22年「長崎県対馬海域アマダイ資源回復計画」が作成された。

 これに基づき、対馬北東の一部海域(図1)において、アマダイの延縄及び立縄漁業を対象に、休漁日の設定、操業時間の設定、使用漁具の制限等に取り組んでいる。

 対馬北東海域は、成熟した個体が当海域で漁獲されること、沖ノ島北沖(対馬北東沖)に仔魚が多く出現することなどから、アカアマダイの産卵場としても重要であると考えられている. 底曳網ではなく、漁業者の手間はかかる一方、生息地を荒らすことが少ない漁法(延縄や一本釣)によって、生息地の保護を図っている. 漁の際に, 釣針を大きくすることで、成長の早い小型魚の保護をはかること(漁獲サイズの大型化)や、乱獲を抑える漁の制限等の努力によって、アマダイ資源の回復・保護を図る積極的な資源管理の取り組みが進められている。

図1. 漁獲努力量削減措置対象海域(出典:「長崎県対馬海域アマダイ資源回復計画」)